西城町が世界に誇るUMA(Unidentified Mysterious Animals)[学術的に確認されていない動物「未確認動物」]「ヒバゴン」について
「ヒバゴン」=比婆郡西城町油木地区、“伊邪那美命”の御陵のある山、比婆山(標高1256m)の麓を中心に昭和45年から昭和49年にかけ多数目撃され、マスコミをはじめ探検隊等多くの人が詰掛け、町をにぎわした猿とも熊ともつかない謎の生物。
○身長1.5〜1.6m
○足跡は27〜30cm
○体重は約80〜90kgと推定
○顔は逆三角形で、人間とよく似ている、しかし全体に薄い黒に近い茶褐色の毛に覆われ、目が鋭くギョロッとしている。
○頭には5cmほどの黒に近い茶褐色の毛が逆立っている。
○ゴリラのような体つき、黒に近い茶褐色の毛で覆われ胸には白っぽい毛が見られる。
○動作は鈍く、人を恐れる様子はない。
目撃者の証言
第一の目撃者 31歳(当時)男性 昭和45年7月20日 西城町油木にて 地図上@
午後8時頃でした、ちょうど中国電力六ノ原ダム近くまで来た時、道路を横切る動物が目に入ったんです。子牛ほどもあるが子牛ではないし、猿にしては大きすぎる。この辺には熊はいないし、とにかく体つきが変でした。すぐ近くの親戚を連れてきて足跡を探したんですが見つかりません。でも、逃げ込んだ山の斜面の雑木や雑草がかなりの力で踏み倒されていました。
第二の目撃者 43歳(当時)男性 昭和45年7月23日 西城町油木にて 地図上A
午後5時半頃自宅から約150m離れた草地で草刈をしていました。大きな足音がするので顔を上げたところ、目の前の草むらから異様な顔がのぞいているじゃありませんか。瞬間、猿だと思って「シーッ、シーッ」と鎌を振って追ったんですが動きません。それどころか、大きな目でにらみつけてくるので急に恐ろしさがこみ上げ、一目散に家へ駆け込み震えていました。あとで現場を見ると約1.2mの草むらがなぎ倒されていました。顔は鼻から上がのぞいていただけで、体はわかりません。年老いた大猿のような気もしますが、猿ではなかったようです。
第三の目撃者 47歳(当時)男性 昭和45年7月30日 西城町油木にて 地図上B
田の水当てをしようと自宅近くの水門に行く途中でした。夜8時頃です。約20m先の畦道を歩いてくる人影が見えました。いつももらい風呂に来る親類のお婆さんと思い込み、体が触れ合うほど近づいてから、「気をつけんとあぶないよ」と声をかけたんです。だか返事がない。おかしいなと思って顔を覗き込んだら、何とゴリラそっくりの怪物。肝をつぶした私は夢中であとも見ないで家へ走り、追っかけられては大変だと、さらに自動車で100mばかり山寄りの親類に駆け込みました。とにかく見た者でないとあの恐ろしさはわからんでしょう。今振返ると、家のそばにある桃をねらって来たのかも・・・・・・
第四の目撃者 43歳(当時)男性 昭和45年8月30日 西城町油木にて 地図上C
放牧場の柵の外側なんで、迷い出た子牛なら飼い主に知らせようと思い、確認のためバックしてライトを当ててみました。ところが後ろ向きで四つんばいの姿は子牛とは明らかに違います。私の鳴らしたクラクションに振り向いた顔は、茶褐色の毛で覆われ写真で見るゴリラそっくり。体は普通の猿の4、5倍はありました。尻も赤くなく毛で覆われています。私は恐ろしくてクラクションを約5分も鳴らし続けました。そのうち、怪物は立ち上がって、約1mの高さの鉄線の柵を跨いで暗闇の杉林に消えたんです。動作は非常に緩慢でした。
第五の目撃者 47歳(当時)女性 昭和45年9月3日 西城町油木にて 地図上D
ネズミタケを捜しに自宅から約30m西よりの大田ヶ原山に登りかけたんです。草たけ5、60cmの草むらの中に人間らしい物影が見えました。5mくらいまで近づいてみると、茶褐色の毛の生えた大きな猿みたいなものが後ろ向きに坐っていたんです。私は、一目散に家に逃げ込みました。あんな大きな動物はみたことがありません。気味が悪いです。その翌朝は畑のトウモロコシがひどく荒らされており、きっとこの怪物のしわざでしょう。
第六の目撃者 67歳(当時)男性 昭和45年10月12日 西城町油木にて 地図上E
話にきた友だちを玄関に見送ったあと、ひょっと横を向いたら約50m先の道路に四つんばいになった子牛の様な動物がいました。遠くてはっきりしませんが、牛、猪、猿、熊のどれにも似てどれでもありません。胴が長く1m以上もあったのが印象に残っています。山の斜面に消えた直後、友だちと駆けつけてみたら長さ14cm、幅7cmの足跡が4つ残っていました。四本足で歩いたような跡ではなく、山に入る時には立って歩いたように思います。
第七の目撃者 86歳(当時)女性 昭和45年11月10日 東城町小奴可にて
自宅横の路地で異様な気配を感じ、懐中電灯で照らすと全身が黒い毛に覆われた人間くらいの動物が立っていたんです。怪物はびっこをひくような足どりでゆっくりと、二回ほど振り返りながら近くの林道を山奥へ去って行きました。恐ろしくてよく見ることが出来ませんでしたが、あんなものは初めて。人に話しても信用してくれんと思い、黙っておりました。
第八の目撃者 38歳(当時)男性 昭和45年11月13日 東城町小奴可にて
母屋の外にある風呂場に顔を洗いに出ました。全身真っ黒い毛に覆われた異様な物が、牛舎の入り口の前にうずくまっています。距離は6m。後ろの戸が空のほの明かりで白っぽく、怪物の姿が浮かんでいました。うずくまった背丈が約1.1m、幅は約1mもあったでしょうか、怪物は足音に立ち上がって、前かがみに山へ向けて逃げました。
第九の目撃者 55歳(当時)男性 昭和45年7月9日 西城町油木にて 地図上F
第一の目撃にさかのぼること11日、西城町油木の国道314号線にある木次線角谷踏切付近で、ノートルダムのせむし男によく似た怪物を目撃した。
第十の目撃者 53歳(当時)男性 昭和46年9月3日 西城町油木にて
山桜の樹上に登っている。1.5〜1.6m、大猿の2倍。
第十一の目撃者 13歳(当時)男性 昭和46年9月14日 西城町中野にて 地図上G
熊笹や雑木の茂る山中に入ってキノコを探していた時です。下のほうでガッサガッサと大きな音がしました。ギョッとして目をやると、7、8m離れた急な坂を大きな毛むくじゃらの動物が登ってくるところです。息をひそめて観察すると顔は大きな逆三角形。目はギョロッと大きく、鼻はつぶれたように上を向き、二つの穴はすごく大きい。顔はチョコレート色で額に三本の深いしわがあり、頭の毛は5cmくらいに伸び、色は黒と茶を混ぜたようでした。胸には乳のようなものが有り、回りの毛は白っぽかったようです。背中を丸めてせむしの様な格好で手をぶらさげて歩いていました。
第十二の目撃者 69歳(当時)男性 昭和46年12月15日 西城町油木にて 地図上H
午後4時半頃です。小雪が降り出し1cmほど積もった頃、約30mほど下方の熊笹を刈り取った所を横切る姿を見ました。約15分間見つめていましたが、身長1.5mくらいで歩き方はゴリラに似ていました。
第十三の目撃者 41歳(当時)男性 昭和47年5月24日 西城町油木にて 地図上I
歩いた距離は10mくらいでしたか。横歩きだったので足が曲がっているかどうか判りません。とにかく腰回りは大きかった。身長は私と同じ1.6mくらいでしょう。熊笹の生い茂る川岸から幅5mの道路に上がり、ゆっくりと鉄道線路に上がったあと見失ってしまいました。
第十四の目撃者 26歳(当時)女性 昭和47年11月7日 比和町三河内にて
稲荷山(580m)下にさしかかったところ、藪の鳴る音がしました。犬かと思って顔を上げると、約10m前方の山麓付近に両手を上げて立っているゴリラそっくりの怪物が目に入りました。見ていたのは2分間ぐらいです。顔はチョコレート色で、目と口の部分が大きく、特に口のあたりが盛り上がっていました。雑木の中だったので見たのは上半身だけですが、黒っぽい毛に覆われていました。
第十五の目撃者 54歳(当時)男性 昭和48年2月3日 比和町三河内にて
二本足で歩く。全身茶色の毛。
第十六の目撃者 42歳(当時)男性 昭和48年4月23日 西城町油木にて 地図上J
体を左右にゆすり歩く。体長1.5m
第十七の目撃者 33歳(当時)男性 昭和49年6月20日 庄原市川北町にて
全身茶色。剛毛。体長1.6m、ゴリラに似ている。
第十八の目撃者 65歳(当時)女性 昭和49年7月15日 比和町森脇にて
大猿が四つん這い。体長1.6m、全身茶色。
第十九の目撃者 41歳(当時)男性 昭和49年8月15日 庄原市濁川町にて
写真撮影に成功するが不鮮明で、ぼんやりとした黒い生物が写っているにすぎない。
昭和45年の夏から49年の夏の間、その存在を誇示しつつも、その正体をようとして掴ませず、ぱったりとその姿を隠した謎の生物“ヒバゴン”しかし、その姿は現在、愛らしいキャラクターとして西城の人々に親しまれ、お菓子や、料理、ヒバゴングッズ等に姿を変え現在に到ります。
“畏れながら、此世の初めを尋ねて見れば、伊邪那岐命が、天の浮橋に立たせ給ひ、天の沼矛でトロカイ海を、掻き寄せ給ひ、八尋殿を立てさせ給ひ、大八州国を、お開きなされ、伊邪那美命と交わりなされ、お生まれなされた其又神は天照皇大神や、月読、素盞鳴尊の神々様に国々島々を治める神を、お生ませ給ひ、其又次に、火の神様が、お生まれなさる、其又時に、伊邪那美命は、七日の間、伊邪那岐命に、おわかれなされ、産屋に入御なさる、伊邪那岐命は、お慕ひなされ、産屋に到り、臨ませ給へば、伊邪那美命はお憤りなされ、血引きの岩で、闘ひなさる、火の神様をお生みなされておかくれなさる、其又御墓は何処と問ば、備後の境の比婆のお山、其又標は何よと問ば、万年育ちのトガの木よ、其又神は麓に祭れる熊野の神社、万年育ちの杉の木で囲み、猿神に護らせ給う、
諸方の人々の参詣、日々絶間がない、”……比婆山伝説記より
西城町は広島県の北東端、中国山地の脊梁部に位置し、町北部にある比婆道後帝釈国定公園内、比婆山には、国生みの神である伊邪那美命を祭る御陵があります。ヒバゴンは伝説にある“猿神”なのかもしれません。
皆さんも夢とロマンにあふれた西城町に“ヒバゴン”に会いに来られてはいかがでしょう。